【進撃の巨人】全種類の巨人を徹底解剖!九つの能力と強さランキング
ダークファンタジーの金字塔として世界中を熱狂させ、完結後もなお考察が絶えない『進撃の巨人』。物語の根底に君臨し、人類を絶望の淵へと叩き落とした「巨人」という存在は、物語の進行とともにその成り立ちや分類、恐るべき生態が明かされていきました。
圧倒的な破壊力を持つ「九つの巨人」から、街を徘徊する「無垢の巨人」や予測不能な「奇行種」まで、作中に登場する巨人は多岐にわたります。この記事では、各巨人が持つ固有の特殊能力や歴代継承者の系譜、さらには作中描写をベースにした強さランキングまで、巨人の全貌を分かりやすく徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:巨人は大きく分けて知性を持つ「九つの巨人」と、本能で動く「無垢の巨人(奇行種含む)」の2系統が存在する。
- 要点2:巨人に変身できるのは「ユミルの民(エルディア人)」のみであり、脊髄液の摂取や知性巨人の継承によって発現する。
- 要点3:主人公エレンが宿す「進撃の巨人」の未来視をはじめ、始祖・超大型・戦鎚など各個体が戦局を左右する規格外の能力を持つ。
【基本分類】巨人はどう生まれる?「ユミルの民」と無垢の巨人・奇行種の正体
作中に登場する巨人は、大きく分けて「無垢の巨人(通常種・奇行種)」と、知性と固有能力を宿した「九つの巨人」の2つに分類されます。その大前提として知っておくべきは、巨人の正体がすべて「ユミルの民」と呼ばれるエルディア人であるという衝撃の事実です。
壁内の人類を捕食し続けた無垢の巨人は、マーレ政府などの手によって「巨人の脊髄液」を注射され、強制的に生体兵器へと変えられた元人間たちでした。知性を失い、本能のままに人間を襲うのは、知性を持つ「九つの巨人」の継承者を捕食して人間に戻ろうとする無意識の衝動が原因とされています。
無垢の巨人の中でも、通常とは異なる不規則な動きを見せる個体は「奇行種」と呼ばれます。人間を無視して大人数の集落へ直進したり、驚異的な跳躍力で奇襲を仕掛けたりと、兵団の防衛陣を幾度となく混乱に陥れました。生前の記憶や強い執着が行動パターンに影響を与えているケースも見受けられます。
【九つの巨人一覧】歴代継承者と固有の特殊能力を完全網羅
巨人の始祖たるユミル・フリッツの死後、その魂が9つに分かれて受け継がれたとされるのが「九つの巨人」です。それぞれが戦局を覆す唯一無二の特性を持っています。
1. 始祖の巨人(しそのきょじん)
すべてのユミルの民と巨人の頂点に立つ絶対的な存在。全エルディア人の記憶改変や身体構造の操作、さらには無垢の巨人を意のままに操る「座標」の力を持ちます。ただし、その真価を発揮するには王家の血を引く者であるか、王家の血族と接触する必要があります。
2. 超大型巨人(ちょうおおがたきょじん)
体長約60メートルを誇る圧倒的な巨躯。変身時の爆発は小型の戦術核に匹敵する威力を持ち、周囲一帯を瞬時に壊滅させます。超高温の蒸気を放出して敵を焼き払う防御力を誇る反面、エネルギー消費が激しく長時間の戦闘には不向きです。
3. 鎧の巨人(よろいのきょじん)
全身を硬質化した強固な皮膚で覆った、まさに歩く要塞。並大抵の砲撃やブレードの刃を寄せ付けず、壁の扉を体当たりで粉砕する突破力を誇ります。関節部などの隙間や、後に対巨人ライフルなどの兵器が登場したことで苦戦を強いられる場面も増えました。
4. 女型の巨人(めがたのきょじん)
高い機動力と汎用性を兼ね備えた万能型。体の一部を局所的にダイヤモンド並みの硬度へ硬質化させる技術や、叫びによって周囲の無垢の巨人を呼び寄せる能力を持ちます。格闘術の練度次第で近接戦闘の脅威度が飛躍的に跳ね上がります。
5. 獣の巨人(けもののきょじん)
体毛に覆われた独特の風貌を持つ大型巨人。継承者によって発現する動物の性質が異なり、ジーク・イェーガーの場合はその長い腕を活かした超長距離からの投擲攻撃で数々の戦果を挙げました。ジークの王家の血統により、自身の脊髄液を摂取したエルディア人を叫びで巨人化・遠隔操作する力も披露しました。
6. 顎の巨人(あぎとのきょじん)
小柄ながら九つの中でトップクラスの俊敏性を誇る強襲型。極めて強靭な顎と爪を持ち、戦鎚の巨人が作り出した水晶体すら噛み砕く破壊力を発揮します。密林や市街地などの入り組んだ地形において無類の強さを発揮します。
7. 車力の巨人(しゃりきのきょじん)
四足歩行による並外れた持続力と積載能力が特徴。数ヶ月に及ぶ長期の変身維持が可能で、重火器や装甲を背負った移動砲台として近代戦で目覚ましい活躍を見せました。潜入や兵站支援など、戦術の幅を広げるユーティリティプレイヤーです。
8. 戦鎚の巨人(せんついのきょじん)
硬質化能力を極限まで応用し、地面から巨大な槍を生やしたり、ハンマーやボウガンなどの武器を瞬時に生成できる変幻自在の巨人。最大の特徴は、本体が巨人のうなじではなく地下の水晶体内に身を潜め、遠隔操作で巨人を操る点にあります。
9. 進撃の巨人(しんげきのきょじん)
いつの時代も自由を求めて進み続けた巨人。その固有能力は長きにわたり謎に包まれていましたが、物語終盤にて戦慄の真実が明らかになります。
【深掘り解説】主人公エレンが宿す「進撃の巨人」の真の能力と記憶のカラクリ
物語の根幹を揺るがした最大の伏線が、エレン・イェーガーが宿す「進撃の巨人」の特殊能力です。通常の知性巨人は「過去の継承者の記憶」を垣間見ることしかできませんが、進撃の巨人だけは「未来の継承者の記憶を覗き見ることができる能力」を有していました。
つまり、未来の記憶を通じて過去の継承者に干渉し、歴史の流れを特定の結末へと誘導することが可能だったのです。父グリシャがレイス家から始祖の巨人を奪取した行動も、未来のエレンが進撃の記憶を通じて強く働きかけた結果でした。
自らの望む結末へと至るため、過去・現在・未来の時間を超えて運命を紡ぎ続けたエレン。「自由のために戦い続けた」とされる進撃の巨人の本質は、まさに時間を超越した因果の支配者そのものでした。
【徹底比較】作中最強は誰だ?九つの巨人「強さランキング」決定版
作中の戦闘描写、戦局への影響度、汎用性を総合的に考慮した「九つの巨人」強さランキングです。
第1位:始祖の巨人(真価発揮時)
無数の幾千万の超大型巨人を率いる「地鳴らし」を発動できる時点で、単体・軍団戦問わず比較にならない破壊力を持ちます。全人類を滅亡寸前まで追い込んだ圧倒的頂点です。
第2位:超大型巨人
変身時の大爆発だけで都市ひとつを消滅させる圧倒的火力。持久力に難があるものの、一撃必殺の破壊規模においては他の追随を許しません。
第3位:戦鎚の巨人
武器生成による圧倒的な中・遠距離制圧力と、うなじを狙っても倒せない遠隔操作の初見殺し性能。対巨人戦における単体戦闘力は極めて凶悪です。
第4位:進撃の巨人(エレン搭乗時)
硬質化の習得に加え、未来予知に似た記憶の先取りとエレン自身の不屈の闘志が合わさることで、格上の相手をもねじ伏せる驚異的な戦闘力を発揮しました。
第5位:獣の巨人(ジーク搭乗時)
王家の血による無垢の巨人使役と、音速を超える精密投擲による広域制圧。距離を置いた戦闘では無敵に近い制圧力を誇ります。
第6位:女型の巨人
局所硬質化、叫びによる攪乱、高い格闘技術のすべてが高水準。どんな局面にも対応できる戦術的柔軟性が光ります。
第7位:鎧の巨人
防御力と突進力は抜群なものの、対巨人兵器の進化や雷槍の登場によって後半は防具としての優位性が低下。継承者の精神的ブレも影響しました。
第8位:顎の巨人
スピードと爪・牙の硬度は脅威ですが、本体の防御力が極めて低く、一撃の被弾が致命傷になるピーキーな性能です。
第9位:車力の巨人
単体での格闘戦能力は九つの中で最も劣ります。しかし、武装の換装や驚異の持久力を活かしたサポート役としては唯一無二の価値を持っています。
【歴代継承者一覧】始祖から車力まで!引き継がれてきた宿命と血統
知性を持つ巨人を継承した者は、「ユミルの呪い」により余命が13年に制限されます。作中で巨人を引き継いだ主要な継承者たちの系譜を振り返ります。
◆ 始祖の巨人
初代ユミル・フリッツ → 初代レイス王(カール・レイス) → ウーリ・レイス → フリーダ・レイス → グリシャ・イェーガー → エレン・イェーガー
◆ 進撃の巨人
エレン・クルーガー(フクロウ) → グリシャ・イェーガー → エレン・イェーガー
◆ 超大型巨人
ベルトルト・フーバー → アルミン・アルレルト
◆ 鎧の巨人
ライナー・ブラウン
◆ 女型の巨人
アニ・レオンハート
◆ 獣の巨人
トム・クセヴァー → ジーク・イェーガー
◆ 顎の巨人
マルセル・ガリアード → ユミル → ポルコ・ガリアード → ファルコ・グライス(※鳥の特徴を持つ飛行能力を発現)
◆ 車力の巨人
ピーク・フィンガー
◆ 戦鎚の巨人
ヴィリー・タイバーの妹(ラーラ・タイバー) → エレン・イェーガー(顎の巨人の力を利用して捕食・継承)
【進撃の巨人の巨人種類】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:無垢の巨人が人間に戻る方法はありますか?
A1:知性を持つ「九つの巨人」の継承者を捕食し、その脊髄液を体内に取り込むことで、知性と人間の肉体を取り戻すことができます。作中ではユミルがマルセルを捕食して人間に戻った例や、アルミンがベルトルトを捕食して超大型巨人を継承した例が該当します。
Q2:エレンは最終的にいくつの巨人を宿していたのですか?
A2:エレンは「進撃の巨人」「始祖の巨人」「戦鎚の巨人」の計3種類を同時に宿していました。父グリシャから進撃と始祖を同時に引き継ぎ、マーレ編のレベリオ襲撃戦においてラーラ・タイバーを捕食したことで戦鎚の巨人の力を手に入れました。
Q3:ファルコの「顎の巨人」が空を飛べたのはなぜですか?
A3:ファルコが無垢の巨人化する際、ジーク(獣の巨人)の脊髄液が含まれたワインを摂取していたためです。獣の巨人の因子を取り込んだことで、過去に存在した「翼を持つ獣の巨人」の記憶と性質が発現し、飛行形態へと変化を遂げました。
まとめ:巨人の謎が解き明かす『進撃の巨人』という物語の真髄
単なる「人間を捕食する怪物」としての恐怖から始まった巨人の描写は、民族の歴史、政治的思惑、そして自由を求める哲学へと見事に昇華されました。無垢の巨人が抱える悲劇や、九つの巨人に課せられた13年の寿命という過酷な宿命は、作中の登場人物たちを突き動かす強力なドラマを生み出しました。
それぞれの巨人が持つ能力や継承の歴史を把握した上で作品を振り返ると、散りばめられた緻密な伏線やキャラクターたちの選択の意味がより鮮明に浮かび上がってきます。巨人の全貌を理解した今、改めて物語を最初から読み返してみることで、新たな発見と感動に出会えるはずです。 (出典: 進撃 の 巨人 巨人 種類(Yahoo!ニュース))